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高山ミートセンター

高山ミートセンター

徹底した衛生管理、培われた高い技術。
世界トップクラスのミートセンター。

優れた素材の鮮度と安全を守りぬく。
食肉文化先進地のシステムを導入。

高山ミートセンターの設備は、食肉文化の先進地であるヨーロッパの処理システムを導入しています。徹底した衛生管理のもと、南州農場の生産した素材のおいしさや鮮度、すべての品質を保つ食肉生産を実現しました。アジアをはじめ、世界各地より食肉処理事業者が視察に訪れています。

高山ミートセンターの品質を保つ設備

日本初のHACCP取得後、バージョンアップを繰り返し、FSSC22000認証取得。

高山ミートセンターのと畜ラインは平成16年に日本初のHACCP(食品衛生管理の「国際標準」)を取得。平成19年にはすべてのラインにおいて、食品安全国際規格ISO22000を取得しました。また平成27年に、ISO22000からさらに食品防御などの安全項目が定義されたFSSC22000の認証を受けています。

食品安全方針

  • 1.一次生産段階で発生した食品安全の危害を適切に管理し、フードチェーン全体の責任として食品安全を確立する。
  • 2.顧客の安全要求事項及び法令・規制要求事項を遵守し、常にコミュニケーションをとり、食品安全システムに反映させる。
  • 3.全従業員に食品安全方針を周知させると共に、FSMS/品質/食品安全・品質文化/食品ロスの目標を設定し、
      部門間の協力体制を築き、実施、見直し、改善を行う。
  • 4.消費者に安全で品質の高い製品を提供するためにFSSC22000に基づいた食品安全システムの運用と継続的改善を通して
      食品安全・品質の文化を成熟させる。
  • 5.食品安全を実現するために、関連する人々の力量確保に取り組み、食品安全ハザード及びリスクに対する認識を高める
  • 6.全従業員が役割と責任を自覚できるようにサポートし、食品安全・品質に関わる規定に逸脱した場合は、
      その結果に対する責任を認識させる。
  • 7.食品原料の無駄のない利用を促進するため、製品化されていない部分を製品化するための取り組みを推進する。
  • 令和6年1月1日
  • 協同組合 南州高山ミートセンター

おいしさと安全のために農場から店頭までの履歴情報を管理 南州農場のトレーサビリティシステム

  • つくる人の顔が見える、供給体制・生産体制の公開
  • 出荷ケースナンバーから、と畜日・出生日までトレース可能
  • 飼料の原料・配合、および投薬プログラムの公開

※生産情報は当ホームページにて常時公開しています。

トレーサビリティシステム
トレーサビリティシステム
  • 流通・小売り
  • 食肉処理
    センター
  • 生産農場

おいしさと安全を貫くための、
南州農場のポリシーが息づく。

と畜ライン

豚を受け入れガス麻酔へ。湯引き、脱毛機の徹底した温度管理により豚毛除去率を100%に近づけ、と体の付着菌を除去します。

  • 1 生体受入
  • 2 生体保管
  • 3 生体検査
  • 4 追い込み
  • 5 ガス麻酔
  • 6 シャックル掛け
  • 7 放血
  • 8 と体予備洗浄
  • 9 蒸気湯引き
  • 10 脱毛
  • 11 フック掛け
  • 12 残毛処理
  • 13 ドライホイップ
  • 14 毛焼き
  • 15 と体洗浄
  • 16 殺菌焼き

5 ガス麻酔

ストレスを最小限に抑え、肉の品質・安全を維持。

従来の電気麻酔処理ではなく、と体にストレスの少ない85%濃度の二酸化炭素によるガス麻酔を行います。と畜時のストレスを最小限に抑え、肉の品質を維持するとともに、フケ肉や骨折、血斑などの発生を減らし、放血作業の安全性も確保します。

ガス麻酔|と畜ライン

14 毛焼き

残毛を焼き払い、菌を徹底除去。清潔なと体へ。

フックをかけられたと体は予備乾燥(ドライホイップ)の後、ガスバーナーの火炎で残毛処理されます。その後と体は自動洗浄され、さらにガスバーナーの火炎を当て体表の付着菌を死滅させます。これにより、と体付着菌の汚染を最小限に抑えています。

毛焼き|と畜ライン

解体ライン

と体を枝肉へ。解体室は陽圧に保ち、ダーティゾーンからの菌の流入を防止。不可食物はエアーバキューム装置で排出し交差汚染を防ぎます。

  • 17 肛門切開
  • 18 胸・腹割
  • 19 枝肉番号印字
  • 20 頭切り落とし
  • 21 内臓摘出
  • 22 背割
  • 23 バキューム
  • 24 腹脂上げ
  • 25 枝肉検査
  • 26 トリミング
  • 27 前足切り
  • 28 ネックトリミング
  • 29 計量
  • 30 格付け・背脂肪測定
  • 31 枝肉洗浄消毒
  • 32 急速冷却
  • 33 枝肉保管

26 トリミング

規格に沿い、余分な部分を取り除く。

解体したと体を枝肉にするため、規格に沿いトリミングしていきます。各部分肉の内面・外面に付着する血液、リンパ腺、余剰脂肪などを取り除き、商品形態をきれいに整え枝肉へ仕上げます。

トリミング|解体ライン

32 急速冷却

素早く冷やし、鮮度と安全性の高い枝肉へ。

枝肉はマイナス 24℃に設定された急速冷却室で、約90分のうちに冷却されます。素早く冷却することにより細菌の増殖を防ぎ、ドリップの少ない良質な枝肉に仕上げます。冷蔵庫内の温度をシステム管理し、肉質の保全に徹しています。

急速冷却|解体ライン

カットライン

光触媒環境浄化装置で浄化されたクリーンな空間で枝肉をウデ・肩ロース・ロース・バラ・ヒレ・モモなど部位ごとにカットします。

  • 34 枝肉引き込み
  • 35 前処理
  • 36 三分割
  • 37 脱骨
  • 38 はく皮
  • 39 整形・検品
  • 40 金属探知
  • 41 包装
  • 42 箱詰
  • 43 計量・ラベル貼り
  • 44 梱包
  • 45 製品保管(冷凍・冷蔵)
  • 46 出荷

37 脱骨

熟練の高度な技で、効率良く骨を抜く。

枝肉を部分肉にするため、作業員が部位ごとに分かれ骨を抜いていきます。培われた熟練の技によるスピード作業です。歩留、作業効率の向上と安全を常に意識し作業に取り組んでいます。

脱骨|カットライン

40 金属探知

最終確認で、危険物を徹底排除。

危害を及ぼす可能性のある金属片を検出するため、高感度のダブルコイル方式の金属探知機を導入しています。全量を対象にした金属探知を行い、安全な食肉を提供します。

金属探知|カットライン