南州農場の代名詞となる、
おいしさを追求した極上の六白黒豚。
静かな山あいに広がる
根占横別府農場。
「南州黒豚」のふるさとは、大隈半島の南端より少し手前の、根占という山あいにあります。目にも、耳にもやさしい、見渡すかぎりの深い緑と心地よい静けさ。この根占横別府農場で、種付けから出荷までを一貫して行っています。年間出荷頭数は約8,000頭に上ります。
鹿児島生まれの確かな品質。
「南州黒豚」のルーツは、鹿児島県畜産試験場で系統造成された「かごしま黒豚」。絶滅の危機だった「かごしま黒豚」は、関係者の努力と情熱で甦りました。この品質に優れた「かごしま黒豚」を、こだわりの餌で育てたものだけが「南州黒豚」を名乗ることができます。
手をかけ、目をかけ、声をかける。
一般の豚が一度に約12頭出産するのに対し「南州黒豚」は約8頭。出荷体重の114kgに達するのも一般の豚の半年に比べ約8ヵ月と長く、手間も時間もかかります。だからこそ一頭一頭に手をかけ、体調に目をかけ、よく育てと声をかけ、大切に育てています。
肉の味は濃く、脂はほんのり甘くさっぱり。
「南州黒豚」は出荷約60日前からの飼料にさつまいもを10〜20%加えています。それにより脂がべとつかずさっぱりとした味わいに。さらに小麦で白く光沢のある美しい脂に仕上げます。
「南州黒豚」おいしさの特長
- 筋繊維が細かく食感がやわらか
- くさみがなくアクが出にくい
- アミノ酸を多く含み甘味がある
- 光沢と弾力に富む
- 保水性が高く、よく締まっている
海風吹く南の農場から、
植物性飼料で育つ自然豚を。
本土最南端の大自然、
佐多から。
錦江湾と肝属山地に囲まれた広大な敷地に、段々と豚舎が立ち並ぶ佐多農場。近隣には照葉樹の原生林から湧き出る豊かな水源があります。南州農場の豚や牛は、この澄んだ湧き水で育てられています。
おいしさも、健やかさもかなえる三元豚。
「南州ナチュラルポーク」は、おいしさと育ちやすさを重視し3つの品種を掛け合わせた三元豚です。一度の出産で生まれるのは約12頭。大自然の農場で半年間のびのびと育ち、114kgに達すると出荷されます。豚はキレイ好きで豚舎はいつも清潔です。
種づくりから、出荷まで責任を持つ。
南州農場の豚の子種となる精液は、すべて佐多農場そばのAIセンターで徹底した管理のもと採取されています。生まれてからは、湿度や温度管理の行き届いた豚舎で育ち、飼料は毎日新鮮なものを与えられるようタンクの量が調整されています。
自然な甘味とジューシーな肉質。
生まれて75日目からくさみの原因となる動物性飼料は加えず、95%を植物性飼料、5%をビタミンへ。さらに120日目からトウモロコシを加えず小麦を20%加えることでべとつかずさっぱりした脂に仕上げます。和食、洋食、中華、どれにも合わせやすい味わいです。
「南州ナチュラルポーク」おいしさの特長
- 自然な甘味
- やわらかな食感
- 脂がべとつかずさっぱり
- においもクセもない
- 保水性が高く、よく締まっている
温かい風土と人が生む唯一の美味。
南州農場オリジナル黒毛和牛。
野尻野、田代、
ふたつの農場で育む。
「南州黒牛」は育成期と肥育期で農場がわけられます。育成期は錦江湾と開聞岳を一望できる丘のふもと、野尻野農場。肥育期は雄川の流れる山あいにひっそりとたたずむ田代農場です。
最高級の牛肉を生みだす血統「但馬牛」。
「南州黒牛」の血統は、神戸牛や松坂牛で知られる最高級の牛肉の生みの親「但馬牛」です。サシの入り、肉の色、キメや締まりに優れ、体型も良く、歩留りも良いという特長があります。毛は黒毛ですが毛先は褐色を帯び黒褐色に見えます。
飼育の「イロハ」の「イ」は、観察。
育成期は体の出来上がっていない仔牛の体調変化に気づくことが最優先。ミルクを飲んでいるか、頭をもたれていないか、毎日の注意深い観察が欠かせません。肥育期は時間通りにリズム良く食べさせる、牧草は細かくほぐすなど、良く肥えさせる工夫をしています。
甘くとろける脂、やわらかな食感。
黒毛和牛専用の温暖な気候と風土で大切に育てられた「南州黒牛」は、細やかにサシが入り、肉色は鮮やか。やわらかな食感と甘くとろける脂に、南大隅の大地と人の手から生まれた、唯一のおいしさを感じることができます。
「南州黒牛」おいしさの特長
- 甘くとろける脂
- 締りが良く、キメが細かい
- 赤身のしっかりした味わい
- 黒毛和牛本来の風味
- 肉色、脂肪に光沢があり、サシのバランスが良い