NOW LOADING

輸入飼料の現状と今後についての講演会を開催しました

去る11月26日(金)に錦江町地域活性化センターにて、南州エコプロジェクト㈱主催セミナー【どうなる!?輸入飼料~輸入飼料の「いま」と「これから」~】が開催されました

セミナーは新型コロナ感染対策として、会場受講とZoomを使ったオンライン受講の同時実施とし、JA全農や経済連、各市町の農業委員会、地方自治体の担当課といった各方面から70名を超える参加をいただきました。

当日は畜産分野に見識の広い、甲斐諭 氏と浜本哲郎 氏のお二方にご登壇いただきました。

限られた時間の中ではありましたが、凝縮された内容の濃い講演に参加者の方々も真剣に耳を傾けていました。

セミナーを通して、畜産農家、耕種農家の経営安定化と日本の食料自給率向上に向け、国産濃厚飼料生産の必要性と重要性を改めて再認識し、見識を深めることができました。学んだ知識を活かして、今後も国産濃厚飼料の生産に積極的に取り組んでいきたいと考えています。

中村学園大学前学長 九州大学名誉教授 甲斐 諭 氏

日本人の食生活が戦後以降から変化し、畜産物の需要は高まっており、今後も畜産物を安定して供給していく為には、国産濃厚飼料の生産は今後の日本にとって必要な事であり、南州農場グループの国産濃厚飼料生産の推進に大きな期待を頂いている。

アメリカ穀物協会 日本代表ディレクター 浜本 哲郎 氏

アメリカ穀物協会日本代表という立場状、発言が難しいが、濃厚飼料の価格相場は、世界人口の増加に伴う濃厚飼料の需要増加や原油価格の上昇、中国の濃厚飼料の買占めなど、様々な要因が重なっているため、今後の輸入飼料の価格相場の予想は難しく、中国の政治や行動によって、価格の上昇や減少が大きく左右されるだろうと述べられました。

一覧へ戻る