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令和6年度産大麦を収穫しました!

大隅地域の遊休農地・耕作放棄地を活用し、国産濃厚飼料生産を目指す南州エコプロジェクトでは、令和6年度産大麦の収穫が始まりました。

令和3年の会社設立時から栽培に取り組んできた、麦の栽培ですが、今年で3回目の栽培になりました。
初めは、27aのみの栽培でした。

昨年の作付では、4月の雨を受けて倒伏(麦が倒れてしまう)が多数発生し、収穫できない麦が多く発生してしまいました

3回目の栽培になる今年度産麦は、植付け前に、麦の生産が盛んな福岡県飯塚市の先輩農家さんの元を訪問し、麦栽培についてご指導と情報交換を行いました。

これまでは、11月に播種をするという、九州地域ではメジャーな時期に播種を行っておりましたが、大隅半島南部は、12月まで気温が高く、麦を播種するには気温が高すぎたため、初期の生育が早く育ってしまう為に、倒伏しやすい状況になっていたようです。
また、排水力を向上させる為にサブソイラによる暗渠施工や額縁の明渠施工を行い、播種を行いました。

指導を頂きながら栽培を頂いた結果、4月の長雨の影響もあり、少し凶作でしたが、昨年よりも倒伏を6割以上低減することができました。

今後も、毎年の栽培の反省点から、改善点を見つけながら大隅半島での国産飼料生産体系の構築と安定生産を目指し日々、努力して参ります。

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