第2回大隅未来創造コンソーシアム 開催
大隅地域で国産飼料生産を目指す、南州エコプロジェクト㈱は、
令和5年2月13日に鹿屋市西原地区学習センターにて、
第2回目となる大隅未来創造コンソーシアムを開催した。
コンソーシアム概要
2回目の開催となる、大隅未来創造コンソーシアムは昨年4月に発足、中村学園大学顧問、九州大学・中村学園大学名誉教授である 甲斐 諭先生 を座長に、鹿児島大学、大分工業専門高等学校、九州農政局や大隅地域振興局、垂水市、鹿屋市、肝付町、錦江町、南大隅町、農研機構、地元農家、飼料会社等、産官学様々な分野の方々にご参加頂いた。
本コンソーシアムでは、南州エコプロジェクト㈱が、令和4年度畜産生産力・生産体制強化対策事業内で行った、国産濃厚飼料(子実とうもろこし・大豆・麦等)の実証栽培結果報告を聞き、大隅地域で飼料作物栽培を推進していく上での課題・改善点について協議を行った。
コンソーシアムを終えて
南州エコプロジェクト㈱ 大野 徹
現在、農業未経験者の移住者5名で、国産飼料生産という大きなプロジェクトに取り組んでいます。令和5年4月には、新たに新卒の仲間が福岡から加入してくれます。
令和4年度実証栽培(令和4年度 約2.6ha 作付)の結果を踏まえ、機械の導入も行いながら、令和5年度から生産拡大を目指していきます。(令和5年度 約15.6ha 作付予定)
国産飼料生産という、国内の中でも取組の少ない、難しく大きな取組ですが、常に挑戦しながら、大隅地域の基幹産業である畜産業界と、飼料作物生産に共に取り組む耕種農家の収入向上に向けて、令和5年度も全力で取り組んでいきたいと思います。