2022年4月1日に入社式がありました
2022年4月1日、南州農場グループの入社式を執り行いました。
今年は総勢6名の新入社員を迎え入れました。
緊張した様子も見られましたが、新たな人生の一歩に、やる気とフレッシュさがみなぎり、全員が凛々しい顔つきで式に臨んでいる姿が印象的でした。
南州グループ会長の石松は、式典の中で新入社員へ向けて以下のメッセージとともに激励を贈りました。
新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。
また、数ある選択肢の中から、南州農場を選んでいただいてありがとうございます。
初めて社会人になった皆さんは不安で一杯だと思いますが、全スタッフで温かく見守りサポートして、皆さんの成長の手助けをしますので、安心して頑張ってください。自分自身で成長しようとする気持ちが大切です。
いまコロナの影響やSDGsの広がりによって、日本国内だけでなく、世界中が大きく変わろうとしています。お金や地位など経済的合理性だけを求めるのではなく、自然環境やゆっくりした時間などを求め、本当の幸せ、本当の豊かさとは何かを考えて行動を起こす人が増えてきました。そこで、地方の田舎や自給自足できる農業が見直されてきています。今日こうして農業を選んだ皆さんは、時代を先取りしているということです。
さて、会社がどんな人材を求めているかを話しておきます。今後の参考にして下さい。
最初から能力のある優秀な人は居ないと思います。一言で言うなら食品会社なので美味しい人を求めています。具体的には、誠実で信頼される心の美しい人、人間味があって魅力的な味のある人です。
技術や知識をいくら教えても悪い人は悪いことをします。ですから人材育成では良い人を育てます。良い人は良い製品を、安全な製品を作ろうとします。悩んだり迷ったりした時に、立ち止まって考える判断基準を身に着けて欲しいのです。自分自身で考え自分自身で判断して、経験して、成長して行くものです。
一方、会社は従業員と家族、地域社会を守るために存続させることが第一です。利益を出さなければ継続させることはできません。しかし会社は社会の役に立たなければ存在意義が無いと思っています。
私たちは、創業時から「地域と共に考え、共に歩む」を企業理念として、地域社会と共存共栄を目指してきました。そして、地元に深く根差して、愛され、親しまれ、支持されて、応援されるような会社を目指しています。
これから雨の日も暑い夏も寒い冬もやってきます。毎日の仕事がマンネリ化することがないように頑張って下さい。
もし、できるなら効率化だけではなく、当たり前や常識の外側から物事の本質を見つめ直すことによって、イノベーション技術革新を起こすような人材になっていただきたいと思っています。
皆さんのご活躍を期待しています。頑張って下さい。心から応援しています。